ハワイ旅行:飛行機代(東京発着)+ホテル代(3つ星) 4泊5日 ダイナミックツアー料金(1名あたり)
ハワイ旅行:飛行機代(東京発着)+ホテル代(3つ星) 4泊5日 ダイナミックツアー料金(1名あたり)
ヨーロッパ旅行:飛行機代(東京発着)+ホテル代(3つ星) 6泊7日ダイナミックツアー料金(1名あたり)
ヨーロッパ旅行:飛行機代(東京発着)+ホテル代(3つ星) 6泊7日ダイナミックツアー料金(1名あたり)

 旅行予約サイト“エクスペディア”が行った世界の「有休調査2013」によると、日本は7年連続の有休取得率ワースト1位を記録。年間の有給支給日数に対し、有休を実際に取れるのは4割弱だという。このような結果を見る限り、2010年に厚生労働省が「新成長戦略」として掲げた「2020年までに有休取得率を70%に」という目標は、なかなか達成されずにいるのが現実のようだ。

 そんななか、今年の年末年始の休日がカレンダー通りでも最大9連休になることをご存知だろうか? 1日、2日ずらすことができれば、10連休以上の大型連休にすることも可能なのだ。

 また、日本観光協会が行った「まとまった休日が取得できた場合の旅行意識」調査によると、1週間以上の休みが取得できる場合、6割以上の人が「海外旅行に出かけたい」と思っているという結果となった。年末年始の海外旅行といえば、定番のハワイからオーストラリア、あこがれのヨーロッパやおなじみのアジアなど、夢が広がる。

 では、1日、2日ずらすことで、どのくらいお得に旅行ができるのだろうか?

 まずは定番のハワイから見てみよう。先述のエクスペディアの調査によると、飛行機代(東京発着)+ホテル代(3つ星)で4泊5日のツアーの場合、カレンダー通りの12月27日(土)~31日(水)に旅行した場合と、休みの後半に有給を1日取得して1月1日(木)~5日(月)に旅行する場合とでは、10万円以上の違いが出るという。

 さらに、あこがれのヨーロッパはどうだろうか? 同じくエクスペディア調べによると、飛行機代(東京発着)+ホテル代(3つ星)の6泊7日のツアーで、休みの後半に有給を2日取得すれば、フランス(パリ)の場合だと最大17万円もお得になるという。ヨーロッパでは他にも、イタリア(ローマ)で最大約16万円、スペイン(バルセロナ)で約15万円と、普段ならば時間もお金もないと諦めてしまいがちなヨーロッパ旅行だが、この機会を逃すのはもったいないという気にならないだろうか。

 他にもこんな裏技がある。前にずらすと安い国、後ろにずらすと安い国。それぞれのおいしいところを取って旅行をすれば、年末年始で2カ国の旅行も可能になるというのだ。

 例えば、12月25日から29日までは香港で楽しみ、12月31日から1月6日はフランスを旅行した場合の合計金額は163,957円。カレンダー通りに行くよりも約12万円お得に2カ国へ行けてしまうのだ! 今年のお正月休み、余裕のある方は是非試してみてはいかがだろうか。