ついに、あのふなっしーがCNNのニュースに取り上げられ、全米にその甲高い声やジャンプを披露した。
先日、東京都墨田区で開催された「ご当地キャラクターフェスティバル in すみだ 2014」に登場したふなっしーにCNN東京特派員がインタビューを試みた。舞台から降りてきたふなっしーに「CNNですが」と声をかけるも、ふなっしーは大物スターのようにスタッフに先導され楽屋へ。しばらく後にインタビューは実現したが、ふなっしーは「What?」「Unbelievable!」などの単語を連発してインタビューをしのいでいた。
CNNの特派員は、ふなっしー(彼の得意のフレーズは「なっしー!」 his catchphrase "nashiiii!" (Pear!) CNN.comより)は日本の他のゆるキャラに比べて、活動的であることや、企業や官公庁の支援を受けていないことに注目している。そしてなにより、他のゆるキャラに比べると個性的な会話をするというポイントが評価されている。
ふなっしーは特派員の注目を引いただけでなく、このレポートがニュース番組の中でオンエアされた際には、番組を進行する女性キャスターの心をとらえたようだ。ふなっしーのレポートを見て大爆笑しただけでなく、その後も思いだし笑いが止まらず、番組の進行にも差し支えるほどのウケようだった。このハプニングで、ふなっしーの魅力は国境を越えて有効であることが証明された。
CNNのサイトでは、先行して海外でも受け入れられているゆるきゃらの例としてくまモン(熊本県から来たバラ色の頬をしたクロクマ a rosy-cheeked black bear from Kumamoto prefecture)が取り上げられている。
米国でも知られている日本発のキャラクター商品といえば、「ポケモン」「ハローキティ」などなどだが、現在日本でブームを迎えているご当地ゆるキャラから新しい全米級のスターは現れるのだろうか?
【関連サイト】
How a hyperactive, dancing, talking pear became a Japanese obsession(CNN.com)