街中のイルミネーションがまばゆい季節になってきた。景気回復の兆しか、今年のクリスマスはサンタクロースの財布のヒモも少しゆるいようだ。玩具大手バンダイが発表した「今年のクリスマスに関する意識調査」(0~12歳の子どもを持つ親800人を対象、今年11月1日~4日調査実施)によると、親から子へのクリスマスプレゼントの平均予算は6,253円。昨年よりも予算を増やす予定の人が2割にのぼった。
さて、物心がついたときにはすでに、“クリスマスはプレゼントがもらえる日”として認識していることが多いと思うが、親は子どもが何歳になったらプレゼントを贈るものなのだろうか。
子ども服・ベビー用品の「ミキハウス」が、会員に「ファーストクリスマス」に関するアンケートを2013年11月に実施。ちなみに「ファーストクリスマス」とはあかちゃんが始めてむかえるクリスマスのこと。回答者1092人はほとんどが女性だったが、今年初めてのクリスマスを迎える約8割の人が「子どもにプレゼントを渡す」と回答した。「おもちゃ」が多数派で、その内容は「音の出るおもちゃ」「知育玩具」「ぬいぐるみ」「積み木・ブロック」など。おもちゃ以外で多かったのは、「絵本」「ファーストシューズ(靴)」だった。プレゼントの価格は、「3000円以内」(34.0%)が最多。2位以下は「3001~5000円」(31.2%)、「5001~10000円」(25.0%)、「10001~30000円」(8.5%)の順。
また、「配偶者にプレゼントする予定か」についても質問すると、「はい」と答えた人が54.0%、「いいえ」と答えた人が44.7%。恋人同士のクリスマスとは違い、夫にプレゼントを渡さない女性が半数近くはいることがわかった。
子どもの記憶には残らなくても、家族としての最初のクリスマスを思い出の日にしようと考える親は、これからも増えそうだ。
【関連リンク】
ファーストクリスマスに関するアンケート結果(ミキハウス出産準備サイト)
http://baby.mikihouse.co.jp/information/post-978.html