――ビデオ通話してくれる杏さんに対してどう思う?
やはり、感謝の気持ちはあります。ただ、彼女がどういう思いの中、子どもたちとの連絡をつなげてくれているのかは想像はしますが、今、その気持ちを代弁することはやはりできません。
――子どもの声を聞くと、父として感じるところがあると思うが。
あります。まだ子どもは小さく、事態を把握しているとは思えません。ただ、私がこういう仕事をし、また妻がこういう仕事をし、子どもたちが大きくなった時に、父親が犯した過ちをいずれ知ることになると思います。自身の犯した過ちを後悔しない日はありません。ですが、子どもたちが大きくなった時に、これ以上情けない思いをさせないように、今後の日々は最善を尽くしながら生きていきたいと思います。
――プライベートでは今、指輪している?
それは以前からそうだったんですけど、役があったり、トレーニングの頻度が多いときには、指輪をつけない時間も多かったです。
――今は?
それは、つけているという答えをしてもつけていないという答えをしても、私の意思表示のようになり、妻に申し訳ない思いを、妻を傷つけることになってしまうので、お答えできません。
――どうして過ちを犯した?
仕事においても、私生活においても、おごり、慢心、そのようなものがありました。
――バレるとかそういう気持ちはなかったのか。
本当に自分勝手でした。
――(唐田さんとは)「会わない」という約束を(杏さんと)した後も関係を続けた。これはどういう気持ちからだった?
やはり、自分のことしか考えていなかったのだと思います。
――話し合いは2人で続けるのか。弁護士などははいるのか。
現時点で、弁護士さんが入っての話し合いはなされていません。
――東出さんの再起を待っているファンもいる。その方たちに伝えたいことは。
今後の仕事のこと、ということは今の私の口から申し上げることはできません。ですが、今後、生きていくうえで、一日一日を最善を尽くしていこうと今は、かたく思っています。