小瀧:それだけジャニーさんが作ったものがすごいってことやけど、今でもどっかで生きてんちゃうかなって思っちゃう。
重岡:その感覚はわかるな、なんとなく。
神山:天国でも何か面白いことやってるんちゃう?
小瀧:新しいエンターテインメント、やってそうやもんな。大階段の真ん中に座ってそう(笑)。
藤井:ずっと好きなことを続けてこられた人生やったから、どこかうらやましい部分もあるな。
小瀧:お別れ会も(東京)ドームやったからな(笑)。
藤井:あんなにみんなに笑って見送られるのもすごいなって。ジャニーさんの人間力やな。
中間:みんな笑顔で素敵やったよね。あるとき、ホテルでルームサービスを頼んだときに、あ、これジャニーさんと食べたなって思い出して。そういうときが不在を感じる瞬間かな。
桐山:ジャニーさんは、僕がいないと駄目でしょって空気を出さず、自分たちで考えなさいっていう人やったから、ジャニーさんがいなくなっても、大きく変わることがないようにしてくれていたんやな、と思った。
濱田:「YOU、やっちゃいなよ」は、魔法の言葉。どんだけ自信がないときも、その一言でやれた。
藤井:この先ジャニーズに入る子たちにとっては、ジャニーさんはウォルト・ディズニーのような存在になってたりしてな。
重岡:この銅像の人がジャニーさんなんやって(笑)。オレらもその後ろに小さい銅像立たせてもらお!
中間:夏に東京ドームやるのが楽しみ。
神山:京セラドームは1回やらせてもらったけど、夢見心地のまま終わった感じ。
小瀧:テンション上がって突っ走りすぎた記憶しかない(笑)。ドームコンサートも、単発でなく、恒例化させていかないと。
藤井:東京ドーム、どんな感覚かな。WESTはドームが似合うって言われるようになりたい。
神山:ドームツアーやりたいね。
重岡:それも目標やけど、そのためにも何よりもライブが面白いグループでいたいな。それが一番かな。
(構成/本誌・太田サトル)
※週刊朝日 2020年4月3日号