東京五輪は延期となりましたが、週刊朝日は誌上での「東京不倫ピック2020」を開催します。放送作家の山田美保子さん、夫婦問題研究家の岡野あつこさん、著述家の湯山玲子さんに不倫史を振り返ってもらい、栄えある1位を選んでいただきました。それでは、開幕です。
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岡野:今、夫が水商売の人と不倫したら妻は慰謝料を取れない。裁判で、水商売の人との場合、「枕営業」という判決が出ちゃって、相談者でも水商売の人を訴えて却下されたという人がいます。
山田:渡辺謙の今のお相手は、接客業からジュエリーデザイナーになった人。
岡野:南果歩が許していたら離婚しなかったと思う。
山田:南さんの離婚は2度目。最初の夫は辻仁成。南さんの恋愛って男の人の才能にほれ込んじゃう。だから仕事にも口を出す。相手はそれがうるさかったんじゃないか、と瀬戸内寂聴先生から指摘されていました。才能といえば小室哲哉さん。KEIKOさんは、前の妻のAsamiさんの相談をずっと受けていたという報道もありました。
岡野:小室さんといえば、華原朋美のイメージがすごすぎて。
山田:今は、小室さんの相手はにんにく注射の人。看護師さんよね。
──記憶に残る会見は?
山田:名会見といえば、峰竜太さんと海老名美どりさんのツーショット会見ですね。峰さんは汗だくになっちゃって、美どりさんのほうが「大丈夫です!」みたいな。浮気の詳細が全部その場で明かされた。その会見の翌年に生まれたのが、このたび結婚する2人の愛息の下嶋兄君。子はかすがいになりました。
岡野:奥田ファミリーも立派よね。
山田:安藤和津さんは、奥田瑛二さんの不倫報道に、一人で会見して夫をかばった。でもすごいバッシングされちゃった。でもそれを経て今がある。娘さん2人も本当に立派になりました。
湯山:だから夫婦や家族関係は本当に人それぞれ。モラルでは測れないんですよ。
山田:岡野さんも親しいカイヤさん。夫の川崎麻世が斉藤由貴との関係で釈明会見した時に、会場の奥で腕を組んですごい怖い顔で見ていた。斉藤由貴は、川崎麻世が2度目で、最初は尾崎豊さん。そして3年前には、医師との騒動について釈明の会見をしました。