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“恋愛モンスター”安田大サーカスのクロちゃんが真実の愛を語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「ケンカ&仲直り」。恋人とは、なるべくケンカをしたくない話すクロちゃん。どうやら、過去に付き合ってきた「個性的な彼女」とのケンカのせいで、これまでとんでもない苦労を強いられてきたようだ。
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ボクは、なるべく彼女とはケンカをしないように心掛けている。
理由は、ボクが付き合ってきた歴代の彼女のほとんどが、ケンカをきっかけに「音信不通」になるからなの。
なんで、最終的にいつもそうなってしまうのか、ボクにはさっぱりわからない。いちおうことわっておくけど、ちゃんと付き合っていたんだからね!
だいたいいつも同じパターンなんだけど、ケンカすると後日必ずといっていいほど連絡がつかなくなる。電話やメールをいくらしても音沙汰はまったくなし。そのまま自然消滅したことだって、これまでも何度もあるんだ。
音信不通って、今の状態が別れているのか、別れていないのか、分かりづらいからすごく困る。
ずっと昔だけど、彼女と音信不通になったから、これは別れたんだと思って、キャバクラに行って遊んでいたら、それがバレてめっちゃ怒られてこともある。(これはボクが悪いのだろうか…)
ケンカすると、いろいろとめんどくさいから、ボクからふっかけることなんていうのも、ほとんどない。
ただ、歴代の彼女は、みんな少し個性的な子が多いせいなのか、いくら気を付けていても最終的には絶対にケンカへと発展してしまう。
正確にいえば、ボクが一方的に「怒られる」といったほうが正しいのかもしれないけどね。
怒りっぽい彼女と付き合ったことがある男の子なら、共感してくれると思うんだけど、「怒るポイント」が全然分からないんだ。
例えば…
「一緒に映画を見ている時に私より先に泣いた」
「ゲームに夢中になっている私に話しかけた」
「ワインを飲む時に私と乾杯しなかった」
「ごはんを食べる時に、私に『いただきます』を言わなかった」
などなど。
ちなみに、「いただきます」のくだりに関しては、彼女だって言っているところをボクは一度も見たことはない。映画に関してなんて、ボクのほうがちょっとだけ先に感動しただけだよ?当時の彼女は、それ以来、結局一度も映画を一緒に見に行ってはくれなかった。