妻「『やっぱりね』じゃないわよっ! ……あんた、子どもが3人もいて、予防接種をどこでやっているのかもわからないのっ!?」
私「いやいや、そんなことないよ。わかりますよ(汗)」
妻「わかってないんでしょ!? 聞いてきたってことはっ! わからないから聞いたんでしょ、私にっ!」
私「いやいや、確かめただけだからっ! 『学校じゃやってないんだろうなぁ』とは思ったけど、いまいち確証がないから君に確かめたんだよ」
妻「どーだか! だいたいねー、私がどれだけ大変な思いで子ども3人を予防接種に連れてったか、あんた全然わかってないでしょ!?」
私「オレだって病院連れていったことくらいあるさ!」
妻「予防接種はっ!?」
私「ないかも……しれない」
妻「でしょっ!! それだからあんたは……」
そこから我々の話は飛びに飛び、「あなたと同じ墓には入らない」という物騒な話題になったのだった。
新しい『ワクチン』もこれくらいの速度と拡大力で、完成から普及に繋がるとよいな、と心から思うばかりです。
※週刊朝日 2020年6月5日号