抗議デモ参加者のためにロビー開放を求める#OpenYourLobby、米NYの劇場から全米へ広がる
抗議デモ参加者のためにロビー開放を求める#OpenYourLobby、米NYの劇場から全米へ広がる

 警察の手によるジョージ・フロイドの死に対する抗議活動が全米内で続く中、抗議者たちは組織や企業に抗議デモを可能な限り支援するよう呼び掛けている。

 現地時間2020年6月3日には、抗議デモの主催者たちがハッシュタグ#OpenYourLobby(ロビーを開放して)を使い、警察の残虐行為や差別に対する抗議デモ参加者が建物内のトイレの利用、携帯電話の充電、食べ物や水の補給、応急処置を行えるように、劇場のロビーを開放するよう呼び掛けた。

 現在、アトランティック・シアター・カンパニー、パブリック・シアター、ニューヨーク・シアター・ワークショップ、シグネチャー・シアター、アイアンデール・センター、サウス・オックスフォード・スペース等のニューヨークの劇場が抗議デモに参加する人たちのために安全な場所として開放されており、サラ・バレリスや女優のデブラ・メッシングが称賛している。

 ボストン、オースティン、ワシントンD.C.といった全米内の劇場もこのキャンペーンに参加する動きを見せており、ブロードウェイやオフ・ブロードウェイで活躍するアーティストがソーシャル・メディアで#OpenYourLobbyを呼び掛けている。