最後のFWは3人。1人目には【赤嶺真吾】を選んだ。駒澤大学時代の05年にFC東京でJデビュー。翌06年にプロ初ゴールを挙げると、昨季まででJ1通算249試合で68得点をマーク。J1で通算60得点以上をマークした日本人は計45人いるが、その中でA代表に未招集なのは石原直樹と赤嶺のみ。石原(J1通算65ゴール)と差はわずか3得点だが、得点の数で上回った赤嶺の方を推したい。

 2人目は【松波正信】だ。帝京高校のエースとして活躍し、Jリーグ元年の93年にG大阪に入団。97年にはエムボマと2トップを組み、シーズン13得点をマーク。常に襟を立てる男気スタイルで、晩年はスーパーサブとして活躍し、J1通算280試合で45得点をマークした。94年のファルカン監督時代に日本代表への招集はあったが怪我で辞退し、その後は招集されることはなかった。

 最後の1人には【福田健二】を選ぶ。96年に名古屋に入団し、97年にはワールドユースに出場。98年にはストイコビッチとのコンビでシーズン16点を挙げる活躍を見せた。03年からは海外に活躍の場を移し、パラグアイ、メキシコ、スペイン、ギリシャと計5カ国を渡り歩き、スペイン2部のヌマンシア時代にはシーズン10得点をマークして見せた。A代表の出場はなかったが、世界の厳しさを知る、戦えるストライカーだった。

以下、今回選出したメンバー

【GK】
西部洋平

【DF】
古賀正紘
増嶋竜也
小林祐三
新井場徹

【MF】
遠藤彰弘
岡山哲也
梶山陽平

【FW】
赤嶺真吾
松波正信
福田健二

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