BTSのBlack Lives Matterへ1億円寄付を受けて、ファンも同額の寄付金を集める
BTSのBlack Lives Matterへ1億円寄付を受けて、ファンも同額の寄付金を集める
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 BTSが、所属事務所のBig Hit Entertainmentとともに、Black Lives Matter (ブラック・ライヴズ・マター/BLM、黒人の命は重要)運動へ100万ドル(約1億900万円)を寄付したこと受けて、ファンのA.R.M.Yも一丸となりBLMや人種的平等に取り組む団体へ同額を寄付したことが明らかになった。

 現地時間2020年6月6日の夜、A.R.M.Yは100万ドルを募るキャンペーン#MatchAMillionを開始しており、翌日の米東部時間午後8時45分頃に目標を達成したことが、ファンによるチャリティ・プロジェクトOne In An ARMYが作成した寄付金トラッカーにて確認された。

 One In An ARMYは、寄付金を分割するプラットフォームActBlueを使い、BLM、Reclaim the Block、National Bail Out、Black Visions Collective、NAACP Legal Defense and Educational Fundなど寄付する団体を選べるCarrdページを立ち上げ、ファンから寄付金を募った。

 目標額を到達したことを受けて、One In An ARMYは「私たちもBTSのように、警察の蛮行に対して抗議して逮捕された人々のための保釈金、構造的な不平等と戦う黒人による権利擁護団体、ブラック・コミュニティーの肉体的、精神的ケアのための資金調達を支援するために100万ドルを寄付することができました」という声明を発表している。

 黒人男性ジョージ・フロイドが、白人警官の手によって殺害された事件後、BTSは「私たちは人種差別に立ち向かいます。私たちは暴力を非難します。あなたも私も皆、尊重される権利があります。私たちは団結します。#BlackLivesMatter」とBLM運動への連帯を表明するメッセージを、先週公式SNSに投稿していた。