「子どもの説明」「SNSでの活躍に期待したい」――。6月19日付でジャニーズ事務所を退所した元「NEWS」の手越祐也(32)が23日に開いた会見に出席し、取材したリポーターやジャーナリストが、本誌にホンネの感想を語った。
「彼にとってはウソは基本的にはないんでしょうけど、思い通りに生きるのが自分だと言っていましたが、ジャニーズ事務所が彼に課したことは世間の常識。手越さんはいつ契約解除されるかわからないから、前もって準備しておきたくて、そういう食事会を持ったという説明だったけど、それではもう子どもの説明ですね」
こう話すのは、芸能リポーターの石川敏男氏だ。
手越は2012年からジャニーズ事務所に入所。「15歳からジャニーズしか知らない」人生だったと語った。今年3月には事務所を辞めたいとの意向を伝えたという。
「自分の責任ですよ。安倍昭恵さんとの会をレストランで持ち、いけないとわかっていて『密』をしていたわけだから。世間にもルールというのがあって、そういうルールをジャニーズ事務所が会社としても作ったわけです。それを単純に破っただけ。そしたら無期限活動休止処分という制裁を会社から受けて、このままだったら切られてしまうと思ったんでしょう」(石川氏)
会見では、事務所を辞める時に、社長の藤島ジュリー景子さんとも副社長の滝沢秀明さんとも話をしていないと明かした。
「ジュリーさんとお会いできなかったことについては悲しい思いとショックな思いはあるはありますけど……。(滝沢副社長とは)対立なんて一切ないし、かっこいい先輩。今後お会いできる機会があるのなら、またお会いして話をしたい」
こうした点について、石川氏は、
「辞める話し合いに、お互いが弁護士を入れたと説明していましたが、彼が辞めるに当たって、これはしゃべっちゃいけない、ということをいっぱい作って確認したんでしょうね。彼は20年近くもジャニーズにいたわけだし、いろんな秘密を知っている」