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今日(25日)、札幌管区気象台から北海道の1か月予報が発表されました。向こう1か月の道内は、日照時間は平年並みか少なく、降水量も平年並みか多いですが、気温は平年より高くなるでしょう。6月いっぱいは平年より気温が上がりにくいものの、7月に入ると気温の高い日が多くなってきそうです。

明日(26日) 低気圧の接近により雨が降りやすい

明日の北海道付近には前線を伴った低気圧が日本海から接近するため、全道的に雨が降りやすくなるでしょう。

道南方面や十勝地方などでは昨日(24日)までの30日間の降水量が、渡島地方の戸井泊では平年の20パーセント以下、十勝地方の帯広で平年の35パーセント、平年であれば約200ミリの雨が降る胆振地方の登別市カルルスでは50ミリ前後しかないなど、平年より大幅に少なくなっています。

今回の雨では、これらの地域でもまとまった雨となる所がありそうです。農作物にとっては恵みの雨となるでしょう。

1週目(6/27~7/3) 雨の降る日が多い

27日(土)以降も低気圧や湿った気流の影響によって、曇りで雨の降る日が多くなりそうです。

平均気温は平年並みか高い地域が多くなりますが、最低気温が平年並みかやや高いためで、最高気温は内陸を中心に平年並みか低くなるでしょう。

なお、7月に入ると最高気温も平年並みに戻るでしょう。

2週目(7/4~7/10) 平年より曇りや雨の日が多い 気温は平年並みか高め

その後、7月4日以降は日本海側やオホーツク海側では、天気は数日の周期で変わります。しかし、気圧の谷や湿った気流の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多いでしょう。

同じく太平洋側でも、平年に比べると曇りや雨の日が多くなりそうです。

日差しの割に気温は上がり、平年並みか高くなる見込みです。

3週目以降(7/11~) 引き続き気温は平年並みか高めに

7月11日以降は、日本海側やオホーツク海側では、高気圧と低気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わる見込みです。

太平洋側では、気圧の谷や湿った気流の影響で、平年と同様に曇りの日が多いでしょう。

気温は各方面ともに平年並みか高く、蒸し暑く感じられる日もありそうです。