この記事の写真をすべて見る
“恋愛モンスター”安田大サーカスのクロちゃんが真実の愛を語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「料理」。新型コロナウイルスの影響で外出ができない中、突如料理に目覚めたクロちゃん。料理経験はまったくなかったのに、今では、自宅での食事も、ほとんど自炊だという。そんなクロちゃんが、いつか恋人に食べさせてみたいと語る自慢の一品とは? 料理とともにはじめた「掃除」は、芸人らしいある理由で、すぐに断念したらしい――。
* * *
ボクは、いま、料理にハマっている。
ちなみに、今の家に住んでもう15年になるけど、料理なんて、これまで一度もしたことなかった。
料理をすると生ゴミが出るし、生ゴミが出ると虫がきたりとかもするし、ボクは、虫が大嫌いだからね。あと、シンプルに面倒くさいって思っていた。
でも、今では、家にいる時の食事は、ほとんど自炊をしている。
自分でも、この変化は驚いているよ。
料理を始めた理由は、新型コロナウイルスの影響で、家にいる時間が増えたから。これだけ家に長時間いるんだから、これまでまったくやってこなかったことに何かチャンレジしてみようって、ふと思ったんだ。
料理と並行して「部屋の掃除」にもチャレンジしてみたんだけど、ある程度片付いたら、すぐにやめてしまった。
部屋を綺麗にしても、ドッキリ番組とかで勝手に部屋に入られることもあるし、その時にどうせグチャグチャに荒らされるんだから、意味ないって思ったの。
ただ、すぐにやめてしまったとはいえ、ボクって物を捨てられない人だから、かなりいらない物が溜まっていたみたいで…70袋分のゴミが出たよ。
●レシピは一切見ない、ボクはクリエイター
料理を始めよう思ったのは、健康面のことを考えたのも大きかった。
ボクのそれまでの食生活は外食やコンビニ弁当ばっかりだったし、「名医のTHE太鼓判!」(TBS系)に出演した時も散々指摘されていたからね。だから、自分の健康のために、身体に良い料理を作って食べるのもいいかもって思ったんだ。せっかく台所もあるんだしね。
初めて作った料理は、母親が教えてくれた「お好み焼き風 野菜炒め」。
キャベツを適当に切って、そこにウインナ―や玉ねぎを入れて、その上から溶き卵を入れて、アルミホイルで蓋をして蒸したら完成。
これが、めちゃくちゃ美味しかった。
これで、料理に一気にハマっちゃった。