韓国で生まれ、世界のミュージックシーンで活躍するBTSが、7月18日、日本ファン向けのオンラインショーケースを開催。久しぶりの“再会”を楽しんだ。AERA 2020年8月24日号から。
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7月15日に発売されたBTSの4枚目の日本アルバム「MAP OF THE SOUL:7~THE JOURNEY~」を記念したCD購入者限定のオンラインショーケースが、日本のストリーミングサービス「SHOWROOM」のプラットフォームを使い、韓国の特設スタジオから生配信された。
BTSのファンは「ARMY」という。イベント開始1時間半前、配信ルームに入ってみると、すでにARMYが集まり視聴画面横にあるチャットルームでBTS話に花を咲かせていた。コメントを見るだけでも、ファンたちの抑えきれない高揚感が手に取るようにわかる。
18時、いよいよショーケースの幕開けだ。「Lights」のメロディーとともに、椅子に座ってマイクを持つ7人が映し出された。ブラックスーツに身を包んだ姿は、どこか高貴で優美さまで感じられる。
「バンタン! こんにちは! BTSです」
そうおなじみの挨拶をすると、
「今日、日本の皆さんに会えると思ったら、昨日寝られませんでした」(JIN(ジン))
「みなさんに会いたくて、会いたくて、会いたくて、本当に会いたかったです」(JIMIN(ジミン))
「顔が直接見えなくてさみしいですが、僕の心はポカポカです」(V(ヴィ))
メンバーたちが日本語で挨拶をしていく。
続くトークタイムでは、日本のスタジオと中継を繋ぎ、MCの進行で近況やアルバムについて語った。「最近何をしていた?」と聞かれたRM(アールエム)は、「アルバム制作をしたり、絵を見に行ったり、花を植えたり、時間があるときには英語の勉強をしたりして、過ごしていました」と回答。忙しい中でも、学びを忘れない姿は、“勉強家”のRMらしい。