メイン画像
メイン画像

今日(27日)の北海道は、朝から晴れて日差しに恵まれた所が多くなりました。

午後1時10分までの最高気温は北見地方の置戸町境野で35.0度まで上がり、道内で過去最も遅い猛暑日の記録を更新しました。

なお、数値は速報値で、後日修正される可能性があります。

これまでで最も遅い猛暑日 札幌では10年ぶりの記録か?

今日の北海道付近は東海上から張り出す高気圧に覆われ、南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、朝から気温が上がりました。

午前9時の時点で檜山地方の厚沢部町鶉で30.2度、網走地方の美幌と斜里でともに30.0度と、すでに真夏日の所がありました。

日中は道北の内陸やオホーツク海側を中心にさらに気温が上がり、午後1時08分には北見地方の置戸町境野で35.0度と猛暑日を観測しました。

これまでに道内で35度以上の猛暑日を観測した最も遅い記録は、2012年8月22日に網走地方の女満別空港で観測した35.3度で、この記録を更新しました。

また、札幌では昨日(26日)の最高気温は31.5度、今日も午前11時37分に31.0度を観測し、2日連続で31度以上となっています。

明日(28日)も札幌では真夏日となる見込みです。もし、明日、札幌で3日連続31度以上となれば、2010年の8月30日から9月1日に観測した以来、8月下旬以降としては10年ぶりの記録となります。

明日も厳しい暑さで、猛暑日の所も

明日(28日)の北海道も厳しい暑さが続き、内陸では猛暑日となる所があるかもしれません。

熱中症の危険が高い状態が続くため、外出時や屋外で作業をする際はこまめな水分補給を心がけ、汗を多くかいた時には合わせて塩分補給も行う、室内でもカーテンで日差しを遮ったり、適切に扇風機や冷房を利用したりするなど、引き続き、熱中症対策が必要です。

また、食中毒の危険性も高まります。買い物から帰った後は食品をすぐに冷蔵庫に入れる、食品を十分に加熱し、生ものを扱った調理器具はしっかりと洗浄や消毒を行う、食品を扱う前に必ず手を洗うなど、食中毒対策もしっかりと行うようにして下さい。