「そんなにツライのか？」って聞いたら「ツライんです！」って言っていた。「とにかく、お腹は痛いし、トイレには何回も行かないといけないし。絶対、安倍さん辞めると思いますよ。できないですもん。あれは、それだけ大変な病気です」って。唯一、辞任を言い切っていた男が、お侍ちゃんっていうね（笑）。

　お侍ちゃんもクローン病になってから同じ病気で悩んでいる人たちの話を聞いたり、その病気自体を勉強したり、もちろん長期で入院していたりとか、好きな食べ物や食べたいだけ食べられなかったりもしていた。もちろん、普通に生活はできるし、働いてもいる。その話を聞いて、同じ病気の人にはわかるんだなっていうことと、それだけ大変な病気だったんだなってことがわかった。お侍ちゃんに教えてもらったってことがものすごくわかりやすくて、僕の周りの誰一人わからなかったことを何度も言いますがお侍ちゃんが言い当てたっていうことね（笑）。

　総理の場合は大腸で、お侍ちゃんは小腸なんだけど、ごく簡単に言うと消化管がただれているから栄養の補給も難しいそうです。便の排泄も自分でコントロールがきかないようになることもあるらしい。お侍ちゃんは、いまは症状が治まっているから、一緒に食事をしていても、自分自身で気をつけて食事は選びながら食べています。安倍さんの場合は、お侍ちゃんいわく「いま状態が悪いんでしょうね」と話していました。お侍ちゃんは自分でいろいろ調べているから治療などにも詳しかったです。「とにかく、キツクて何もできないですから！　大変な病気なんです！」と何度も言っていた。

　難病で苦しんでいらっしゃる方が日本全国に結構いらっしゃるらしいんですよ。総理が辞める辞める、次は誰だ誰だって、そっちの話ばっかりしているけど、まずこの病気って、すごい大変で苦しんでいる人もたくさんいるからそのこともきちんと触れてもよかったと思いましたよね。

　安倍好き、嫌いはどうでもいいから、この病気になったら総理を辞めなきゃならないくらいにキツクて、でもみなさん社会生活を送っていらして、この病気と闘いながらも頑張っている。普通の生活ももちろん送れるんだけど、キツイときはキツイ。そういうことを詳しく知りたかったら、僕と同じ事務所サンミュージックのお侍ちゃんに聞いてくれと（笑）。お侍ちゃんが、本当にわかりやすく全部説明できます！　コメディアンとしてコメントをもらうのにも使いやすいですし、上智大学出身です。ぜひお侍ちゃんに聞いてみてください！

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