(※イメージ)
(※イメージ)

 週刊誌記者や芸能リポーターが、2013年の芸能界の行方を占った。彼らが俎上に載せたのは、あのベテラン女優たちだった。

*  *  *

B(フリーライター):山口智子(48)や鈴木保奈美(46)など往年のスター女優の復帰も注目を集めています。が、山口のドラマは最終回も1ケタの視聴率だったので、今後のオファーはどうでしょう。年齢的には母親役ですが、生活感がないのでキャスティングが難しいと聞きます。保奈美も、WOWOWのドラマ「女と男の熱帯」に主演予定でしたが、発表前に突如降板して、藤原紀香(41)に代わった。過激なシーンが嫌になったのではと関係者はみていますが、本人は地上波での主役をやりたいようですね。

A(週刊誌記者):保奈美はテレビドラマ全盛期の女優だから、復帰作の現場では、現状がわかってもらえず制作スタッフは苦労したようです。いまのドラマは、昔のようにカネも時間もつぎこめない。とはいえ、彼女たちのギャラを下げるわけにもいかないので、テレビ局も“リバイバル女優”の起用は勇気がいります。

B:復帰作で成功したのは、一昨年に大ヒットした「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の松嶋菜々子(39)ぐらいですが、視聴率女王に返り咲いた分、出る作品をえり好み中。自分の思いどおりでないと、なかなかクビを縦に振らないそうで、事務所も困っているようです。

C(スポーツ紙記者):いま、キャスティングで優先されているのは、松嶋、竹内結子(32)と、「ドクターX」(テレビ朝日系)で新視聴率女王となった米倉涼子(37)。なかでも作品を選ばない米倉の起用が今後も増えるとみられています。

週刊朝日 2013年1月18日号