10月上旬の日曜日、秋篠宮家の次女、佳子さまが通っていたダンススクールの発表会が東京の市民ホールで開催された。
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パンフレットに名前の記載こそないものの、毎年のように「お忍び出演」し、ジャズやブレイクダンスを、いきいきと披露していた。だが、コロナ禍が広がってからは練習も封印。この日も会場に姿をみせることはなかった。
佳子さまのダンスは、このまま、封印されるのか。佳子さまを知る人物によれば、ご本人のダンスへの情熱は冷めていない。
国際基督教大学(ICU)時代、佳子さまは、他の生徒に影響が出る、と学内のダンスサークルへの入会を断られている。 紆余(うよ)曲折を経て、現在のスクールにめぐり合ったわけだが、まともにレッスンを受けられるとは限らない。同スクールのレッスン場は、佳子さまの住まいがある赤坂御所からはだいぶ遠い。ある日、レッスン場の前まで着いたものの、マスコミが張り込んでいることに気がついた。
佳子さまは、「スクールに迷惑がかかる」と、そのまま引き返したこともあった。それでも、みんながいち生徒として接してくれるスクールの空気は、佳子さまがほっとできる場であり、精神的な支えであり続けているのだという。
ダンス発表会に毎回、足を運ぶ観客のひとりがこう話す。
「佳子さまが、踊りに弾けるような笑顔や余裕をみせるようになったのは、最近ですよ。むかしは、鬱屈(うっくつ)する悩みや思いを踊りに叩きつけるような、激しさを感じましたね」
別の観客は、ご本人への見方が変わったと話す。
「正直、もっと浮ついたというか軽い気持ちで、『皇族がダンスをしている』のかと思っていました。しかし、長時間踊り続けられるほど身体をきたえ、何より誠実にダンスに向き合っているのが伝わります。打ち込んでいるのが、社交ダンスや日本舞踊であれば何も言われないのに、ヒップホップだと批判の材料になるのは気の毒ですね」
ちなみに、昨年の発表会で「ヘソ出しダンス」、とやゆされたが、衣装の下に肌色のアンダースーツを着用しているので、ヘソやおなかは露出していない。