「事前に英語で質問を考えて、ネイティブのスタッフにチェックしてもらったら、単語も文法も、ぼくが書いたものよりかなりレベルアップされて戻ってきて(笑)。これは実力との差が大きいぞ!と思いました」
それからは毎日練習を重ね、当日はすべての英文を暗記して臨んだ。
「棒読みのインタビューでは失礼なので、感情を込めて話せるようにはしていこうと。でもペーパー5枚ぐらいの英文を1週間で覚えなければならず、さすがに焦りました(笑)」
現在の勉強方法は、「テキストの重要項目は文法、発音と色分けしてマーカーを引く」「リエゾンやリダクション(英語で発音しない部分)を意識してリスニングの練習をする」など、かなり本格的。中島さんの発音の良さには、生まれ持った「耳の良さ」も関係しているのではないかと尋ねると「そうかなぁ……でも確かに、ものまねはうまいって言われます」とのこと。
「海外のドラマや映画のセリフを、まねして言ってみることもあります。例えば映画『ジョーカー』の主人公が復讐相手に言う“How about another joke, Murray?”とか。不気味なシーンなので、まねしながら『怖っ!』てなります(笑)」
■間違いは気にしない、前向き思考が上達の秘訣
英語を話すことの楽しさを、いきいきとした表情で語ってくれた中島さん。新しい言葉を覚えたときは、「とにかくすぐ、誰かに使ってみる」そうだ。その相手は海外留学中の岡本さんだったり、ジャニーズWESTの濵田崇裕さんだったり。
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