「加藤アナといえば、フジテレビ退社後も局上層部の覚えがめでたく、良好な関係を築いています。その背景には、局アナ時代に看板アナとして数多くの番組で活躍したことはもちろん、多忙な中でも嫌な顔一つせずにこうした接待に協力的だったこともあると言われます。いまだに局上層部が加藤アナに感謝しているため、仕事にも恵まれていると語る業界人もいます」(同)

 局上層部だけでなく、プロデューサーやディレクターなど現場レベルのスタッフから接待のオファーが舞い込むこともあるとか。女性アナといえば、昔は人気プロ野球選手と結ばれるケースも多かったが、その裏事情をスポーツ紙のベテラン運動部記者はこう解説する。

「スポーツ系の情報番組が人気選手の独占インタビューを取りたい場合は、選手のご機嫌とりも兼ねて自局の人気女性アナをインタビュアーに起用したり、取材後の食事会をセットしたりして、オファーすることもあります。中には人気選手とのパイプ強化のため、取材抜きで女性アナとの合コンをセッティングするテレビマンもいますよ。ぶっちゃけた話、選手だってわれわれのような普段現場で見慣れたむさくるしいオヤジ記者よりも、美女に取材される方がテンションも上がるでしょうし(笑)。まあ、女性アナの中には番組スタッフに頼まれて渋々というより、バッチリ化粧をして気合十分で来る人もいますから、双方にとってメリットがあるのでしょう」

 さらに、女性アナが接待をする相手は局外の人間だけとは限らないという。

アナウンサーはいち会社員である一方、実力によって待遇に大きな差が出る人気商売でもあります。プロデューサーやディレクター、編成などの“身内”からも好かれなければ、番組起用のお声も掛からなくなります。ましてテレビ業界は横のつながり深く狭い世界で、悪いうわさはすぐに広まるので、日頃から身内へのケアも欠かせません。番組スタッフから誘われれば疲れていたり、内心では気乗りしなくても食事会や飲み会に顔を出すこともあるでしょうし、無理して笑顔を作ることもあるでしょう」(バラエティー番組を手掛ける放送作家)

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