「情報を得た10月21日の段階では、日本政府の発表は年明けまで引っ張り、1月ごろであろうと。選手の立場を考えれば、そのあたりがデッドラインでしょう」
星さんの見立ては、より早い時期だ。
「欧州も米国もクリスマスを文化的に重視することもあり、12月上旬には方針を決めないといけないという声が政府関係者から聞こえています。バッハ会長らが日本の様子を持ち帰り、欧州の反応なども聞きながら、11月下旬から12月上旬にかけて判断という動きになるのでは」
組織委に中止検討について問い合わせたが、具体的な回答はなかった。(本誌・亀井洋志、池田正史、秦正理)
※週刊朝日 2020年11月27日号