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安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて“真実”のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「今年の漢字」。2020年も残りあと2週間。毎年発表される「今年の漢字」のタイミングに合わせて、クロちゃんにも今年の活動を象徴する漢字を選んでもらった。すると、クロちゃんの選んだ漢字はまさかの「汚」!その悲しい理由とは?
* * *
今年の漢字って考えれば考えるほど悩むしんねー。
色々と思い浮かんだけど、ボクの場合は「汚」かな。
今年、ボクのSNSでは「汚」を使った造語が色々と飛び交っていたからね…。
ざっと、こんな感じ。
「汚料理」
「汚でん」
「汚部屋」
「汚風呂」
わざわざ言わなくても分かるだろうけど、「汚料理」は「お料理」のことで、「汚でん」は「おでん」のこと。残り2つも分かるよね…?(笑)。
この連載でも語ったことがあるけど、今年はコロナの影響で、家から出られない日々が続いたから、これまでまったくやってこなかった掃除と料理にチャレンジしたんだ。
おかげで料理は、おでんやラーメン、お好み焼きとか、自分なりに色んなアレンジを加えて作れるようになったし、部屋の掃除だって、ごみ袋が70袋も出るくらい頑張ったの。
ここまでやったんだから、「クロちゃんえらい!」って絶対褒められると思っていたのに、SNSの反応は真逆だった。
「汚でん、煮込み過ぎだから、ちょっと考えたほうがいいですよ」
「汚料理、子どもに悪影響なんで早く捨ててください」
「よくあんな汚部屋に住めますね」
ひどいしんよー!
SNSだけじゃなくて、仲の良いタレントさんたちの反応もあんまりよくなかった。特に料理のほうはね。「お腹こわすよ」「やばいよ」ってね。
ボクは、具材に火がちゃんと通っていないのが嫌だから、わりとしっかり目に焼くんだけど、そのせいで見た目が少し焦げたようになってしまうことが多いんだよね…。でも、味は全然大丈夫なんだよ?
得意料理のおでんだって2週間煮込み続けたけど、味は平気だった。正直に言うと、一瞬、「ん?」って思ったことはあったけど、味は抜群だったの!
一生懸命、掃除や料理を頑張ったのに、色々言われるなんて、ショックすぎて…。だから、今年の漢字は「汚」だね。インパクトが強すぎたよ。