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関東甲信は冷たい空気に覆われたまま。積雪が急増している群馬や長野の山沿いは、あす昼前にかけても大雪に警戒が必要。

木曜日も 山沿いは雪 晴れる平地も気温は上がらず

きょう16日(水)の関東甲信地方は、真冬並みの冷たい空気に覆われ、気温は朝からあまり上がらず。午後4時までの最高気温は、東京都心で9.6度、前橋で8.6度、甲府で8.5度と、10度に届かなかった所が多く、長野はマイナス0.6度と凍える寒さでした。

群馬県の山沿いと長野県北部は雪の降り方が強まり、きのう(15日)の朝までは僅か(場所によっては0センチ)だった積雪が、きょうにかけて急増。午後4時現在の積雪は、群馬県みなかみ町藤原で163センチ、長野県野沢温泉村で85センチなど、新潟との県境付近を中心に大雪となっており、長野市でも5センチの積雪に。また、日光市土呂部で15センチなど栃木県の山沿いも雪が積もっています。

あす17日(木)も、関東北部山沿いと長野県北部は昼前まで雪で、多い所では更に80センチくらい雪の量が増えそうです。午後は雪の降り方が次第に弱まり、やんできますが、交通への影響は長く続きそうです。また、雪かきや雪下ろしの作業は、ケガや事故のないよう、くれぐれも慎重になさってください。

晴れる平地も、空気は冷たいままです。朝は沿岸部も含めて氷が張るほどの冷え込みで、日中も10度に届かない所が多いでしょう。午前を中心に北風が強めに吹いて、いっそう寒く感じられそうです。あすも厚手のコートやマフラー、手袋など、暖かい服装を心がけましょう。

今週いっぱい寒さが続く 山沿いは土曜日も雪が強まるおそれ

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その先、真冬並みの寒さは解消しますが、それでも今週いっぱいは気温が平年よりやや低い状態が続くでしょう。週末は、再び冬型の気圧配置となって、関東北部山沿いや長野北部は雪に。特に、土曜日は雪の降り方が強まるおそれがあります。週明け月曜日には雪がやみ、火曜日から水曜日は山沿いも含めて広く晴れるでしょう。気温は平年並みか高めになる所も。風も比較的穏やかで、日差しの温もりを実感できそうです。