波乱の展開からの大逆転劇となった今年の箱根駅伝。そのレースを彩った4年生たちにとっては最後の箱根路であり、卒業後も競技を続ける者たちに期待したいのは、さらなる飛躍である。昔を振り返ると、瀬古利彦(早稲田大、1980年卒)、谷口浩美(日体大、1983年卒)が「箱根から世界へ」の代表格だったが、それ以降の“箱根のエース”たちの卒業後のランナー人生は、「成否」が大きく分かれる。

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