※写真はイメージです (GettyImages)
※写真はイメージです (GettyImages)

 4月11日から日本テレビ系で放送されるドラマ「ネメシス」でW主演を務める広瀬すずと櫻井翔。探偵事務所を舞台に、“天才助手”と“ポンコツ探偵”がタッグを組み、事件を解決していくストーリー。ドラマに臨む“凸凹バディ”に迫った。

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──撮影現場の雰囲気は?

広瀬:この作品はコメディー要素も強いんですが、私、結構そういうやり取りって緊張しちゃうんです。ポップな役柄よりは、わりと複雑な役柄のほうが多かったので。だけどここまで明るい現場もなかなかないぐらい、監督も含めてスタッフさんが積極的に笑ってくれるので嬉しいし、演じやすい。笑いを誘うシーンも多いから、面白いかな?って反応が不安になる時もあるけど、スタッフさんを見ると安心できます。休憩中はずーっとおしゃべりしたり……。

櫻井:うん、オフの時はなんでもない話をひたすらしゃべってるよね。「昨日何やってた?」とか、食べたものの話とか。

広瀬:(学校の)休み時間みたいですよね(笑)。

櫻井:そうやってオフの時に和やかなのは、それぞれのプロが真剣勝負をしているからこそ。全員が面白いものを作ろうと思ってるし、手ごたえも感じながらやってるからこそ、オフでのワイワイ感が楽しい。さあ、今日もいいものを作ろうという空気が充満しているからこそ、メリハリもあって楽しいんだと思う。

──映画「ラプラスの魔女」、NHK紅白歌合戦の司会に続き、二人は3回目の共演となります。

櫻井:映画、紅白と全く違う現場をやり遂げたという信頼感があるから、今のこのバディ感があるのかな。

広瀬:そうですよね。今回、櫻井さんはポンコツ探偵という役柄で、「櫻井さんがポンコツってどうなんだろう」と思ってたんですけど、ポンコツの顔がすごい上手で(笑)、ムムムっていうポンコツ顔を、リハーサルからナチュラルにされてたので、想像以上に面白い人なんだろうなって思います。もう、ポンコツの演技がおかしくて、ずっと笑ってます。

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