松本まりか(C)朝日新聞社
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 女優の松本まりか(36)が個性的な歌声を披露する「鏡月焼酎ハイ」のテレビCMが話題だ。「はじめてのチュウ」をアカペラで歌いながら、カメラ目線でほほ笑みかけるあざとかわいい姿に、SNS上では「癒やされるかわいさ」と好意的な意見が多い一方で、「なんかイライラする」とネガティブな反応も。見る人を“ザワつかせる”松本まりかの魅力とは。

【写真】元祖「あざとかわいい」といえばこの2人!

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 2018年のドラマ「ホリデイラブ」(テレビ朝日)の出演をきっかけに、「あざとかわいい」が代名詞となった松本。以降も「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日系)では妖怪役、「竜の道 二つの顔の復讐者」(フジテレビ系)では悪女役など、インパクトのある役柄を数々の作品で好演し、“怪演女優”としての地位も確立した。

 その一方で4月10日にスタートしたドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」(フジテレビ系)では、いつもの“怪演”を封印。大地真央扮する主人公ハルコに翻弄されまくる受け身の役で新境地を開いている。

 くせのある役から王道までこなす演技力はすでに高い評価を受けており、ここ数年で大ブレークした女優の一人だ。

「今ではドラマだけでなくバラエティーでも引っ張りだこです。『めざましテレビ』では4月のマンスリーエンタメプレゼンターを務め、朝の生放送にも初チャレンジしています。彼女はぽっと出の女優と思われがちですが、実は芸歴21年の苦労人。かわいらしい容姿はもちろん、特徴ある声が魅力ですが、彼女自身はずっとコンプレックスと感じていたそうです。でも、その声を生かし、声優の仕事も精力的にこなしていて、人気ゲーム『ファイナルファンタジーX』のリュック役やアニメ『蒼穹のファフナー Dead Aggressor』の遠見真矢役などファンの間で高い評価を得ています」(テレビ情報誌の編集者)

 一方、4月10日放送の「おかべろ」(関西テレビ)では私生活に関して「寂しさマックス」と語ったことが話題に。NON STYLEの石田明に「プライベートはどんな感じなんですか?」と聞かれると、「うーん、正直寂しい……」と笑いながら、顔を手で覆うあざとかわいいしぐさをみせた。「恋なんていらないって思っていたけど、ちょっとほしいかもしれない。毛布でハフッってされてみたいな」と自身の妄想を明かしていた。憂いをおびた表情で「寂しい」と話す松本の姿に、MCの岡村隆史と石田は終始メロメロだった。

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