テレビ朝日の弘中綾香アナ(C)朝日新聞社
テレビ朝日の弘中綾香アナ(C)朝日新聞社

 昨年の「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコンニュース)で2年連続1位に輝いたテレビ朝日の弘中綾香アナウンサー(30)。現在は「激レアさんを連れてきた。」「ノブナカなんなん?」「あざとくて何が悪いの?」など同局の人気バラエティー番組にレギュラー出演する傍ら、女性誌でモデルデビューするなど大忙し。2月には初となるフォトエッセー「弘中綾香の純度100%」を発売したが、現在5万部を超えるヒットを記録している。

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 かつては「30歳定年説」など根拠のない評価をされてきた過去もある女性アナウンサー。今年で30歳になった弘中アナが、こんなにも多方面で活躍している理由は何か。週刊誌の芸能担当記者はこう語る。

「女子アナといえば、長らく“キレイな人”が圧倒的勝者でしたが、弘中アナはキレイというよりかわいい系。そして、人気番組では単なる進行役ではなく、実体験にまつわるエピソードも赤裸々に語ることができる。だから女性からの支持率が高いんです。いわゆるモデル体形ではないですし、幼顔のファニーフェイスという点も、女性からの好感が得やすい。昨年、番組で超都心の新築マンションを購入したことを明かした弘中アナ。会社員としては安定した生活を送っているようですが、今後フリーになるなら、人気絶頂の今が“売り時”かもしれません」

 自身のインスタグラムも局アナとしては異例のフォロアー100万人を突破。いち女子アナというよりも、すでに立派なインフルエンサーでもあるのだ。

「100万人突破記念で、自身の半目写真を投稿して話題となりましたが、これこそ彼女の強み。女子アナでありながら、半目や変顔など惜しげもなく披露してくれるのが人気の秘訣です。人気番組『テレビ千鳥』で『出張!顔面テープ選手権』という人気企画があるのですが、彼女はテープでとてつもない変顔を作り上げ、爆笑をさらっていました。やはり、あの思い切りの良さこそ、彼女の武器でしょう。いま、レギュラー番組は4本ほどありますが、弘中人気にあやかって新企画が続々と持ち込まれているそうです。しかし、『これ以上弘中アナのレギュラー番組が増やせない』という上層部と、『フリーになってくれたらもっと番組を提案できるのに』という現場サイドで、弘中アナの取り合いが巻き起こっているとも言われています」(前出の週刊誌記者)

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藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・芸能ウェブライター。エンタメ業界に潜伏し、独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を書き続ける。『NEWSポストセブン』『Business Journal』などでも執筆中。

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局アナとしての立場に息苦しさも?