写真・高野楓菜
写真・高野楓菜
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 新連載「アエラ to SDGs」では、2030年までに達成するべき目標として国連が定めた17のゴールSDGs(エス・ディー・ジーズ)について毎回一つずつ写真で表現し、私たちが考えるべきこと・できることは何かをテーマにお届けします。

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 女がピンク、男がブルーだなんて、誰が決めたんだろう。かわいいから? さわやかだから? だけど、一度ついてしまった色は、簡単には取れない。みんなの目の色は変えられないから。でも、自分はどうだろう。いつもと違う色を選んでみたら、意外にしっくりくるかもしれない。世界はたくさんの色であふれている。ひとつに決める理由なんて、ないんだし。(写真・高野楓菜/文・米谷陽一)

AERA 2021年5月24日号