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21日金曜の午後は、関東や福島県でも、雨の強まる所があるでしょう。沿岸部は風も強まりますので、横殴りの雨になりそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

関東や福島県 雨と風が強まる

21日金曜は、東海から西で大雨になっていますが、発達した雨雲は東へ進んでいます。午後は、関東や福島県でも、雨が強まるでしょう。

関東では、神奈川県の西部を中心に大雨となりそうです。また、埼玉県や栃木県、茨城県、福島県(浜通り中心)でも、昼頃は一時的に雨が強まり、土砂降りの雨になるおそれがあります。特に、神奈川県や福島県では、暖かく湿った空気の流れ込みが、予想より強まったり、雨雲が予想よりも発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

さらに、雨だけでなく、沿岸部は、強い風にも注意が必要です。すでに、千葉市では、午前10時19分に最大瞬間風速24.7メートルを観測しました。午後も風の強い状態が続いて、横殴りの雨になる所もありますので、傘だけでは、体がぬれてしまうでしょう。レインコートや撥水加工のある上着があると、良さそうです。

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。

① 雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。

②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。

③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。