JIMIN:僕が思うに、一番の話題は8周年と少し関係があると思います。僕たちがここ数カ月間、チームとしての悩み、僕たちがどうするべきか、ARMYとの関係だとか、ARMYをまた僕たちの新しい姿で満たすことができるのか、そういうことについては悩みがありましたし、もっといい姿をお見せしたいと思っていますので、そういう部分についていろいろ考えたような気がします。
RM:JIMINさんが話してくれたように、私たちの一番の関心事はこれからの未来ですね。こういったニューノーマルのなかで、僕たちの機能は何なのか、僕たちはなぜ存在するのか、何のために音楽を作り何かを出すのか。もちろんグラミー賞だとかいろいろな成果も重要だとは思いますが、僕たちがBTSとして、どういった価値を実現していくべきなのか、どういうことを追いかけていけば僕たちが意味のある産業的なジャンルの中で生き残ることができるのか、残すことができるのかということについて考えていました。
記者:デビュー当初はヒップホップグループでしたが、今後正統的なヒップホップに挑戦する気があるのか? なぜBTSは人気があるのか? 自己判断が気になります。
SUGA:昨年の僕たちのアルバム「MAP OF THE SOUL : 7」にはヒップホップトラックが何曲か入っていましたが、その後に出したアルバム「BE」にもヒップホップトラックは入っていました。本格的なヒップホップといったジャンルを区別しながら音楽をしているわけではないので、僕たちが何かを作るときに大衆音楽をする歌手として、何がいいのかを考えた時に、やりたいものを組み合わせたりするやり方でやっています。ですので、ラップだけやるトラックは、僕のミックステープに10本そろえて出したこともありますし、個人的な作業をしているメンバーも十分そういう部分は満たすことができると思います。あと僕たちが全世界で、影響力や人気がどうしてあるのか、という質問をいただきましたが、そこまでメンバー同士で考えたことはないんですけれど、やっぱり僕たちは歌手なので、本業においては僕たちが誇りを持っていいほど一生懸命準備してきて、うまくやってきたと思います。なのでいろいろな要因がありますが、そもそも歌手なのにステージでうまくできない人に人気はないでしょう。第一にステージ、第二にステージを考える。それが僕たちの強みなのではないかなと思います。