どっちにしろ、やらなきゃならないんだから。今日もメディアで東京五輪「やる」「やらない」問題が話題に上がっていますが。もう、やめるはないでしょ? 最終的判断をするデッドラインはもうとっくに過ぎている。
やるのはやるんだろうけど、きちんと説明をして欲しいですよね。“ここはこうします”“これはこのようにします”とか具体的に。“国民の皆さん安全にやるから、やらせてくれ”と説明があると、一丸になれると思うんですよ。開催すると人類の歴史に残りますよ、こんな状況の中でオリンピックを開催した国はないんだから成功を目指そうって。そのような説明があれば変わるのではないかと思いますよね。
さっきも言った通り、竹中平蔵だけは黙らせる!(笑)マイナスになっちゃうから。国民が怒っているのそこだから。一丸となるためにはそこ黙っていて。尾身会長も「なかなか困難な東京五輪になる」と前置きした上で、「もしやるならば」ということにも触れている。田村厚労相も「自主研究」って話をされましたけど、あれも本音かどうかもわからない。
“余計な事を言って、もう~!”って思っているのかもしれないし、自主研究って言っている田村厚労相もわけわからないんじゃないのか? それを誰に気を遣っているのかって話にもなっていたけど、会社に例えれば“社長”である総理の菅さんですよね。総理が東京五輪をやるって言ってんだから、“いやいや、やめた方がいいですよ”なんて言い出せない。組織的にはそうなっちゃいますよね。
もう発言に振り回されたり、議論している場合じゃないんですよ、開催まで50日切ってしまっているから。菅さんが会見開いて、土下座することですよ。土下座は分かりやすいというだけかもしれないけど、少なくとも国民に“東京五輪をやらせてください!”ってお願いし、無観客にするなど具体的なことを説明する。そうしたら、国民も動きますよね。説明なきままズルズル開催の時を迎えてしまっては、一切信頼がなくなってしまう。
システム上、今からは無理なのは重々わかったうえで言わせてもらうけど、東京都も国に任せて手を引いてしまえばいい。正直、東京都が主催だけど今の東京都の行政力から言ったら東京五輪なんて開催できる能力がないでしょ? だって、“8時だヨ!”みんな帰りましょうとか今キャンペーンやっているんだよ。そんなことやっている場合じゃないと思う。今アンタそこじゃないでしょ? そんなキャンペーンやっている東京都が何をやっても言っても埒(らち)が明かないと思う。菅さん、安全安心に五輪開催じゃなくて、具体的に説明して!
■カンニング竹山/1971年、福岡県生まれ。お笑い芸人。2004年にお笑いコンビ「カンニング」として初めて全国放送のお笑い番組に出演。「キレ芸」でブレイクし、その後は役者としても活躍。現在は全国放送のワイドショーでも週3本のレギュラーを持つ。オンラインサロン「竹山報道局」は、4月1日から手作り配信局「TAKEFLIX」にリニューアル。ネットでCAMPFIRE を検索→CAMPFIREページ内でカンニング竹山を検索→カンニング竹山オンラインサロン限定番組竹山報道局から会員登録。カンニング竹山とCalmeraによるユニット・タケヤマカルメラが「ヘイ・ユウ・ブルース」のカバーを披露。「ヘイ・ユウ・ブルース ~許せ、友よ~」はこちらから→https://calmera.lnk.to/hyb