カーディ・B、映画『ワイルド・スピード』シリーズ10作目にも登場するとヴィン・ディーゼルが予告
カーディ・B、映画『ワイルド・スピード』シリーズ10作目にも登場するとヴィン・ディーゼルが予告

 映画『ワイルド・スピード』シリーズの主役兼プロデューサーを務めるヴィン・ディーゼルが、米TV番組『エンターテイメント・トゥナイト』のインタビューで、映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』にレイサ(Leysa)役として出演するカーディ・Bが次回作に再出演すると語った。

 ヴィン・ディーゼルは、「彼女のキャラクターを進化させ、フィナーレに向けて展開していくことにとても興奮しています」と述べ、「彼女はぎりぎり間に合いました。ちょうどいいタイミングで“Fast 9(ワイルド・スピード/ジェットブレイク)”に登場しました」と続けた。

 また、ジャスティン・リン監督は、現地時間2021年6月25日に全米公開される『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の撮影現場に、カーディ・Bがいかに自然に溶け込んだか同TV番組に語った。「彼女は登場してすぐに、ファミリーの一員になったのです」と述べた。「カーディと話し合いをした時、彼女がすでにヴィンとこのキャラクターについて話していたことに私は嬉しくなりました。というのも作品の世界観に深い関わりのある役柄だからです。彼女はずっと前から物語に存在する人物で、今回初めて登場するので、彼女のキャラクターを探求するのがとても楽しみです」と続けた。

 カーディ自身も6月15日に公開された動画の中で、自身の役柄と起用された経緯について語った。「ヴィン・ディーゼルから連絡があって、彼は(映画の)役の話をしていました。私は“ワイルド・スピードだよ!私を絶対呼んで。今すぐ飛行機に乗せて”と思いました」とカーディは当時を振り返った。「パワフルで強い女性を表現しているという点で、私は気に入っています。彼女はまさにみんなが羨むビッチです!」と説明した。

 また、彼女は『ワイルド・スピード』ファミリーの一員にしてくれたヴィン・ディーゼルを高く評価した。「ヴィンのそばにいると、彼はとても親切で、最高にかっこいい人なんです。そして、とても居心地良くしてくれるのです」と語った。

 カーディは今週末、『ワイドル・スピード』シリーズの公開に加え、現地時間6月27日に開催される第20回の【BETアワード】で3部門を受賞の可能性を控えている。彼女は、同授賞式でメーガン・ザ・スタリオンをフィーチャーした「WAP」で<ベスト・コラボレーション賞>、<最優秀女性ヒップホップ・アーティスト賞>、そして「Up」と「WAP」で<ビデオ・オブ・ザ・イヤー賞>にノミネートされている。