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この先しばらく、前線が本州付近に停滞。お盆の期間を中心に広範囲で雨が強まり、災害に直結する大雨の恐れ。

13日(金)~19日(木) 前線の活動 活発な状態が続く

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向こう一週間、日本付近に前線が停滞。南から暖かく湿った空気が続々と流れ込むでしょう。さらに、前線上に低気圧が発達して、通過する見込みです。

九州から東北にかけて断続的に雨。広い範囲で雨の量が多くなり、地盤の緩む所、増水する川が増えてきそうです。そのうえ、線状降水帯が発生して同じような所で集中的に激しい雨が降り、災害の危険度が急激に高まるおそれもあります。いざという時のために、持ち出し品や、避難場所、避難経路を改めて確認し、テレビやラジオ、インターネット等で気象情報や避難に関する情報をこまめに入手するよう、心がけてください。

また、周囲の物音がかき消されるほどの雨の音が数時間続く、裏山の斜面から小石がパラパラと落ちてくる、異常な音や臭いがする、といった「普段と違う」状況に不安を感じたら、指示を待たず、自主的に避難をすることも重要です。

なお、広く雨が降るため、気温の上昇はいくぶん抑えられるでしょう。ただ、湿度が高く、蒸し暑く感じられる所が多い見込みです。

20日(金)~25日(水) 強い日差し 厳しい暑さ

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この期間は、夏の高気圧が次第に力を強め、本州付近を覆うでしょう。一方で、北海道は気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすくなりそうです。

北海道は曇りや雨の日が多いでしょう。ただ、南からの暖かい空気が流れ込み、気温は日に日に高くなりそうです。

東北から九州、沖縄にかけては、おおむね晴れるでしょう。強い日差しが照り付け、気温が平年並みかやや高くなりそうです。日中は、連日のように広い範囲で30℃を超え、35℃に迫る所もあるでしょう。各地で暑さが戻ります。熱中症に十分な注意が必要です。