「デキるホステスは、おじさんが若い新人のホステスの膝に手を置いたら、『やめてください』と注意するのではなく、興味をこっちに向けて『あら、その時計すてき』と言いながら、新人のホステスの膝に置かれた手をとるのです。売り上げを落とさずに、おじさんから身を守る方法としては一番手っ取り早い。おじさんに反省を促すという意味ではいい方法ではありませんが、女の生き方としてはたくましい判断だと思います。おじさんは抗議によって変われるような高等な動物だとは思えないので、転がしておくのです。誤解はされるので、正解ではありませんが、身を守る一つの術にはなると思います」

 もやはパロディーと化している「おじさん」たちも、そろそろ自分が笑いものになっていることに恥じらいを覚えてもいい頃ではないか。
(AERA dot.編集部 岩下明日香)

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