確かに、木下は俳優としてもオファーが多かった。「永遠の0」、「ドクターX~外科医・大門未知子~」、「わたし、定時で帰ります」など人気ドラマに多数出演。「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」、「人間失格 太宰治と3人の女たち」など映画でも活躍していた。

 SNS、ネット上では「反対意見とかあると思いますが、完璧な人間は居ないのだから間違いもあるし時間を置いて反省を促したらチャンスを与えてもいいと思う。一般の人みたいに違う会社へみたいな転職は出来ないのだから。それで駄目なら黙ってても消えると思う(原文ママ)」、「過去を反省し、前に進むためには気持ちを前向きに持っていく以外ない。ずっと後悔し引きずっていては、いつまで経っても立ち止まったまま人は何度も過ちをおかして、そのたび反省し自分の行動を改善しながら成長していくもの、一度でも過ちをおかしたら二度と前には進めないとすると、やっぱり人間的な成長は望めない。これまで見守ってくれてた周囲のためにも頑張ってもらいたい(原文ママ)」などのコメントが。

 自らの過ちでどん底に突き落とされた木下は「ラストチャンス」を生かせるか――。(梅宮昌宗)

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