同じロイヤルファミリーでいうと、イギリス王室のヘンリー王子と結婚してアメリカに移住したメーガンさんは、インタビューを受けたり企業と契約したり、次々と企画を立ち上げてたりして、アグレッシブでお金儲けがうまいですよね。メーガンさんに比べると、小室さんは「レットイットビー」的なマインドが頼りなく思えてしまいます。意外と小室さんも蓋を開けてみるとメーガンさんとヘンリー王子を参考に広報を雇ったりして戦略的にやっていく未来もあるんでしょうか。そんな想像もしています。
経済基盤が十分とは言えない中、眞子さまが一時金を辞退される意向を示されているという点には強い覚悟のようなものを感じます。一時金を辞退したとしても何らかの形で皇室から援助があるのでは、という報道もありますが、眞子さまとしては「私たちは愛を貫いた」ということを示したかったのではないでしょうか。
眞子さまの覚悟を感じる一方で、小室さんについては本人やお母様の様々な問題をニューヨークでリセットしようとしているような印象を受けます。根比べで小室さんが勝ったような感じですよね。国民の声は届かないものなのかという無力感を感じます。遠く離れてしまえば、反対していた人たちもいずれ何も言わなくなるだろうという算段を感じてしまいます。
他人事と言えば他人事ではありますが、やはり皇族というのは日本人にとっては大切な存在なので、私も行方を見守ってきましたが、さまざまな問題に感情が振り回されたこの約4年間でした。このまま遠く離れたニューヨークでご結婚されるようであれば、私もしばらくそっと距離を取って落ち着きたいなと思います。
(聞き手/AERA dot.編集部・大谷奈央)