しかし、前回、菅首相のように無派閥もある程度、結束して高市先生、野田先生という声はさほどありません。総裁選の行方は、麻生先生、安倍先生が派閥で誰を支援するかでしょう。

C議員 前回、菅首相はまさに派閥選挙でした。菅首相の流れを二階先生が作って、他の派閥も乗り遅れないようにということでした。しかし、今回は解散総選挙も近く、派閥でまとめようとしても難しい面もあるのではないか?岸田派のように、領袖自身が出馬となれば、別だが、自派の候補がいないところは、派閥内に不満が溜まっているので、拘束すれば、
爆発する。自由投票もあり得るのではと感じます。岸田先生、河野先生は派閥を超えて取りそうな気がする。

B議員 私もそう感じますね。キングメーカーとされる安倍先生、麻生先生、二階先生もあまり大きな影響力を行使できないかもしれません。Aさんはボスの岸田先生が勝てば、総裁派閥になるのでいいポストが回ってくるかもしれませんね?

A議員 うちは50人近くいます。そう簡単には回ってきません、ポストという気持ちもない。岸田政権誕生のため頑張るだけ。コロナ禍で総裁選も変わった。ホテルに選挙対策本部を構えていないので、議員会館と議員宿舎で打ち合わせばかりでやっている。

B議員 先輩議員から呼ばれても、議員会館だけですから楽でいい。宿舎に呼ばれても、若手はビール買ってくれと買い出し要員ですよ。

C議員 そういう総裁選が気楽でいいよ。
(構成 今西憲之)

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