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 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2021年9月20日号では、MoonGate社長の竹本アイラさん、フォトグラファーの竹本英樹さん夫婦について取り上げました。

【写真】20歳上の上司にプロポーズ、元バンドマンの夫とファン…さまざまな夫婦のカタチ

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夫30歳、妻23歳で結婚。長女(20)と3人家族。

【出会いは?】当時フリーアナウンサーの妻が、テレビ制作会社に売り込みに行き、夫と名刺交換した。夫はディレクターをしていた。
【結婚までの道のりは?】札幌のテレビ業界人が集まる食事会に行ったところ、他の人は忙しく、結局2人きりに。それから3カ月、交際をして、夫がクリスマスに指輪を渡した。
【家事や家計の分担は?】2018年、札幌から神奈川・鎌倉に拠点を移して以来、夫が家事を担当するようになった。財布は妻が管理している。

■妻 竹本アイラ[48]MoonGate 社長

たけもと・あいら◆1972年生まれ。北海道出身。93年、北海道武蔵女子短期大学英文学科を卒業。新千歳空港に就職、その後フリーアナウンサーに。下積みをへて、テレビやラジオにレギュラー出演する。2004年、MoonGateを立ち上げる。現在はビジネスコンサルタント、話し方講座、社員研修などを手掛ける

 フリーアナウンサーの傍ら、札幌で会社を経営していました。何か経験を生かせないか考えて、「話し方」を教えるようにしたところ、需要がありました。東京からも、社員教育をしたい企業やスキルアップしたい個人からの依頼がたくさん寄せられました。

 夫は札幌のテレビ制作会社で働いていましたが、写真家としてフリーになった頃でした。都内への移住を考えていたとき、夫が「山も海もある郊外に住んだら面白いかもね」と。その時、私と娘は二人で鎌倉に行ったばかり。歴史があり、京都と代官山が一つになったような素敵さがあるなと、鎌倉に決めました。

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