放送作家の鈴木おさむさん
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 放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、Netflixの韓国ドラマ「イカゲーム」について。

【写真】日本に韓国ドラマを広げた立役者といえばこの人

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 今日はNetflixオリジナルドラマで、めちゃくちゃおもしろいと思った作品をお勧め。それは、9月に配信されたばかりの「イカゲーム」です。配信されてから何かといろいろ「話題」なので、それで知ってる人も多いかもです。

 このタイトルを聞いて、まず一発で忘れませんよね。そして、そのあらすじを聞いて、さらに見たいとなり、ずっと配信日を待っていました。配信されてから二日で一気に見てしまいました。

 韓国ドラマは一話70分以上、20話以上あるものが多いですが、この「イカゲーム」はなんと全9話。しかも1話1時間切ってる話が多い。中には40分代のものもある。

 さあ、あらすじです。これだけ聞くと、ある思いを抱く人も多いと思いますが、説明しましょう。主人公の男は、母親と二人暮らし。ろくに働きもせず、借金まみれ。なのに、ギャンブルに手を出し続けてしまい、怖い取り立て屋に追いかけられる日々。つまり人生崖っぷちなんです。この主人公が、とあることから、「イカゲーム」という超高額賞金を貰えるゲームに参加。最初は456人。最初のゲームは「だるまさんがころんだ」。

 そのゲームで、負けた人が殺されていくことを知った参加者たち。そこから参加者は高額賞金のために、残り5つ、全部で6つのゲームに挑むことになる。

 はい。これで思いますよね。「カイジ」じゃん。「神様の言うとおり」じゃん。と。

 配信開始されてから、まさに、それが話題になり、「パクリ疑惑」で騒がれています。

 スタッフは、「神様の言うとおり」よりも早く脚本は完成していたと、反論したりして、外郭の部分が話題になってしまっているが。

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