管理職にしたらアウトな人「3パターン」

 不屈の精神という観点に立つと、この世には4種類の人間しかいない。

・失敗者…目標も不屈の精神も持たない者。
・臆病者…目標を達成できるかわからず、真剣に取り組もうとしない者。
・落伍者…目標に向かって出発するのだが、困難に直面して投げ出す者。
・成功者…目標を設定し、不屈の精神を持ってやり通す者。

 あなたはこの4種類のどれに該当するだろうか。あなたは自分の目標を達成してきただろうか。自分ができると信じたものすべてを達成してきただろうか。人びとはあなたを信じ、喜んでついてくるだろうか。これらの問いに対する答えが「ノー」であるなら、問題はあなたの心構えにあるのかもしれない。

何としてでもやり遂げたいことを把握する

 すべてのリーダーが自問しなければならないことの1つは、自分は何に対してなら命をかけられるか、ということだ。結果がどうであれ、絶対にやり抜こうと思っていることとは何だろうか。

 それを見極めるために、時間をとって自分の心を探ってみよう。そして、発見したことを書き留め、行動と理想が合致しているかどうかを確かめよう。

(本稿は、『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』より一部を抜粋・編集したものです)