闘病生活を経て、健康の大切さを改めて実感した。「翻訳家は基本的に一日中ずっと家の中での座り仕事なので、体にいい仕事とは言えませんね。実際、若くして亡くなる方もいて、自分も生活をしっかり見直さなければと思いました」

 退院後の大きな変化は、お酒をほとんど飲まなくなったことだ。「それは意識しようとしてそうなったわけではなく、しらふの快適さに気が付いたからです。以前はお酒の量が多く、それが原因で病気になるのではとも思っていただけに、自分でもびっくりしています」

 そんな村井さんに健康についてアドバイスしてもらった。「ちょっとでも違和感を覚えたら、病院に行くこと。いきなり病院に行くことに抵抗がある人は、まずは歯医者がおすすめです。歯がきれいになれば健康意識もアップします」

(若林良)

週刊朝日  2021年10月29日号

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