——話しながら手をつないだり、もたれかかったり。メンバー同士の距離の近さも「色」だ。年齢もジュニア歴もバラバラな7人が、互いに理解し、信頼し合うまでには時間もかかった。関ジャニ∞の大倉忠義ら先輩に助けられ、ファンに支えられ、切磋琢磨して夢を追ってきた。

藤原:結成当初は、僕らもどういう感じでやっていけばいいかわからなかったんです。でもわりとすぐ梅田芸術劇場で初めてのオリジナル曲を披露することになって。そのとき大倉くんがずっと僕らを見て、いろんなアドバイスをくださいました。そこでまずグループの基礎の形ができあがったと思う。

大橋:あれがなかったら、ホンマ違う感じになってたかも。

西畑:そのころから大倉くんや横山(裕)くんが関西Jr.に深く関わってくださるようになって、今につながる波が生まれて追い風が吹いた。なにわ男子ができるまでは、プレッシャーや不安を感じることもありました。今みんなが同じグループでデビューできたことは、本当にいろいろな縁が重なったからこそ。ファンの方々も含め、多くの方に助けられました。

大西:悔しい思いもしてきたけど、でもそのおかげで気持ちが強くなった。僕には必要不可欠な時間でした。義務教育みたいなものやったと思います。

——これからの意気込みを尋ねると、道枝が率先して答えた。

道枝:今は個々の仕事がなにわ男子の入り口になっていると思うので、それは続けつつですが、7人が集まった時の輝きをパワーアップさせたい。ゆくゆくは5大ドームでコンサートができたら……。僕がまとめて大丈夫ですか?

大橋:完璧よ!

西畑:以下同文です(笑)。

(ライター・大道絵里子)

AERA 2021年11月15日号

暮らしとモノ班 for promotion
50%オフは当たり前!?中には70%オフのアイテムも!Amazonの在庫処分セールで掘り出し物みっけ♪