2代目局長の西田敏行(右)から現在3代目局長は松本人志
2代目局長の西田敏行(右)から現在3代目局長は松本人志

 昔、松本(人志)局長が局長になる前に言っていたのが「毎回100点だったらこの番組は続かへんよ」と。100点は目指さなければいけないけれども、毎回100点だったら、番組は早く打ち切られる。たまに、20点とか出してしまうから番組が長続きする。それだけ本気でやっているからだと思うんですよね。

 ナイトスクープを作っている人たちは本当に優秀ですよ。初代プロデューサーだった松本修さんには「ナイトスクープとは」という理念がちゃんとある。その教えが受け継がれていて、辞められた先輩の探偵の人たちもそうですし、僕はご一緒していないですが初代局長の上岡龍太郎師匠の時からそうだったと思います。西田敏行局長、松本人志局長へと引き継がれて、みんなで面白くやっていこうって感じですよね。

 僕の芸人としての人生で『探偵!ナイトスクープ』に関われたというのは幸せです。探偵もいつか年を取って世代交代していくんですけど、でも、『探偵!ナイトスクープ』は終わらせてはいけないんですよ。50年後の局長がいて、探偵がいて、時代と共に笑ってもらうというか「時計」となっていく番組であり続けなければならない。ナイトスクープは誰のモノでもない。完全に視聴者のモノ、依頼者さんのモノ、というのがあるから続いているんですかね。

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