千葉県内の小学校に勤める30代の男性教職員は、「性犯罪など当然許されないことですし、教壇に立つ資格はありません。ただ、自分と合わなかった先生と、罪を犯した先生を一緒に考えてはいけないと思います。生徒に過度なストレスを与える教諭は問題視されるべきですが、『自分と合わない先生だから学校に行かない』は不登校の理由になるのか疑問です。スタディアプリやYouTubeを否定するわけではないですが、学校で教諭からかけられた言葉が当時は面倒に思っても、後で心に響くことが珍しくありません。あとゆたぼんは『子供は学校に行く権利はあるけど義務はないから』と話していますが、これは事実誤認です。小・中学校は義務教育です。学校に通うことができない生徒、児童はその事情を配慮しなければいけませんが、そうでなければ保護者は子供に教育を受けさせる義務がある。小・中学校に通う意味を軽視してはいけないと思います」

 教諭の性犯罪は言語道断だが、嫌いな教諭と同列に語るのは慎重にするべきだろう。(松木歩)

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