風間杜夫さん(右)と林真理子さん (撮影/写真部・高橋奈緒)
風間杜夫さん(右)と林真理子さん (撮影/写真部・高橋奈緒)

風間:そういう面倒くさいことはいっさいやらないことにしてるんです(笑)。2010年に紫綬褒章をいただいたんですけど、ちょうどつかさんが亡くなられた年で、喪に服していたので、パーティーとかはいっさいやりませんでした。今年、菊田一夫演劇賞大賞をいただきましたが、コロナで派手なことはやらずにすんで、ホッとしているくらいです。

林:77歳の喜寿のお祝いは、パッと派手にやってくださいよ。

風間:いやいや、やるとしたら、数少ない4、5人の友達と新宿のゴールデン街あたりでひっそりと(笑)。

(構成/本誌・直木詩帆 編集協力/一木俊雄)

風間杜夫(かざま・もりお)/1949年、東京都出身。子役として活躍後、77年から演出家のつかこうへい作品に参加、舞台「熱海殺人事件」「蒲田行進曲」などに出演。映画、ドラマ、落語など幅広く活躍。文化庁芸術祭賞演劇部門大賞、読売演劇大賞最優秀男優賞、菊田一夫演劇賞大賞を受賞。紫綬褒章受章。近年の出演作に、舞台「女の一生」「帰ってきたカラオケマン」「白昼夢」、ドラマ「日本沈没―希望のひと―」など。出演する舞台COCOON PRODUCTION 2021「泥人魚」がBunkamuraシアターコクーンで12月29日まで上演中。

週刊朝日  2021年12月17日号より抜粋

暮らしとモノ班 for promotion
【フジロック独占中継も話題】Amazonプライム会員向け動画配信サービス「Prime Video」はどれくらい配信作品が充実している?最新ランキングでチェックしてみよう