ただ、ネット上では実家で隔離生活を送っていることについて疑問の声が。
「岩手県民です。県民の努力によって現在30日以上もコロナ罹患者0の日が続いているのに、海外から来て隔離されずに家族と一緒に生活…という記事を見てがっかりしました。オミクロン株が出てきて、迷惑をかけないよう今年も東京からの帰省は控えるという人もいるのに」
「実家で、特に行動制限されていないご家族と一緒の空間にいたら、それは隔離ではないのでは?入国された方は外出しなくても、同居のご家族が媒介して、って可能性があるのに、なんで日本の隔離要請ってこんなにザルなんだろう」
今回の福田のように帰国後、実家で隔離生活を送ることに問題はあるのだろうか。
「帰国者の方の隔離場所は同居人がいる自宅でも問題ありません。ただ、厚生労働省のHPに掲載されているように、感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける、日中はできるだけ換気をする、できるだけ全員がマスクを使用する、小まめにうがい・手洗いをするなど感染防止の徹底を呼び掛けています」(厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター)
福田は実家で感染防止に細心の注意を払って生活していると思われるが、政府の水際対策に疑問を感じた人が多いのかもしれない。(松木歩)