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16日夜に宮城県・福島県で最大震度6強を観測した地震に伴い、石巻港や仙台港、石巻市鮎川で10cmから20cmの津波が観測されました。宮城県、福島県に津波注意報が発表中です。海岸や河口付近には絶対に近づかないでください。雪崩や土砂災害にも注意が必要です。

宮城・福島 津波注意

午前2時現在、気象庁は宮城県と福島県の沿岸に発表中です。宮城県と福島県ではすでに津波が到達しているとみられ、宮城県石巻港では午前0時29分と午前1時5分に20cmの津波を観測し、仙台港でも午前1時46分に20cm、石巻市鮎川でも午前1時41分に10cmの津波を観測しています。福島県の相馬港(午前0時29分)、小名浜港(午前0時36分)でも微弱な津波を観測しています。

このあとも津波が押し寄せる可能性があります。

東北太平洋側の満潮時刻は午前4時前後で、潮位はこれから高くなります。

津波注意報が解除されるまでは、絶対に海岸・川の近くに近づかないでください。

雪崩・土砂災害にも注意

東北地方の山沿いは積雪が多く残るなか、最近の雨や気温の上昇によって積雪が緩んでいるとみられます。

実際に、14日には宮城県仙台市青葉区作並の国道48号で雪崩が起きたばかりです。

地震の揺れで、雪崩や土砂災害が起きやすくなっている可能性があります。危険な斜面には近づかないでください。

停電している地域の皆さんへ

●通電火災に注意

停電前に電気ストーブなどを使っていた場合、通電した際に周囲の物に火がついて火災が起こる場合があります。

コンセントを抜いたり、避難する場合はブレーカーを落としましょう。

●暖を取る際も火の元に注意

ロウソクは火災の原因になります。

暖を取る際は重ね着をしたり、毛布を使うなどして、火の元には十分ご注意ください。

●スマホは電池を温存

以下を参考に、スマホの電池をもたせましょう。

・できるだけ使わない

・画面の輝度を暗く設定

・省電力・バッテリーセーバーを有効に