実はこの制度、男性のみならず、女性の就活生にも注目されているという。
同社人財採用室長の和田泰英さんは、「福利厚生を充実させるようになってから、応募してくる学生のタイプが変わってきた」と話す。
「住宅メーカーはハードワークなイメージがありますが、弊社では週に2日は休んで、総労働時間の削減を徹底しています。効率的に働いたほうが成果も上がるんです。『べつに休まなくても構わない』という昔ながらの営業タイプの学生さんは少なくなりました」
上智大学卒業の同社新入社員、宮下晃輔さんは言う。
「仕事もプライベートもどちらも充実できるのが魅力の一つだと思って、色々検討して入社を決めました。社員をケアする制度をしっかり整えていて、時代に順応していると思います」
(編集部・井上有紀子)
※AERA 2022年10月24日号より抜粋