Savagesのジェニー・ベス、映画『パリ13区』で元ポルノスターのカムガールを演じる
Savagesのジェニー・ベス、映画『パリ13区』で元ポルノスターのカムガールを演じる

 ロンドンを拠点に活動する女性4人組ポスト・パンク・バンドSavagesのヴォーカル、ジェニー・ベスが、映画『パリ13区』で元ポルノスターのカムガール、アンバー・スウィート役を演じていることが明らかになった。

 Savagesは、2013年の【フジロックフェスティバル】にも出演したバンドで、ジェニー・ベスはアーティスト活動のかたわら、10代から俳優としても活動している。ジェニーはそれぞれの活動について「私は演じることをかなり真剣に考えていますが、昔よりもはるかに気負いなく考えられるようになりました。曲やアルバムを作ったり、コンサートツアーを計画したりすることは今でも継続していて、それを通じて様々なことを吸収しています。でも私は言葉を愛する星の下に生まれました。私には役者としての血が流れていると感じます。この世界で再び活躍できることを心から嬉しく思っています」と話す。

 またアーティストとしての経験が本作にどのように役立っているのかについては「確かに私は自分を演出するということに慣れています。しかし舞台や音楽の現場で学んだ一番大事なことは、自分自身の体に敏感になるということです。歌うにしろ、演じるにしろ、私は自分の体を使うということが習慣になっていますし、映画全般においても身体を通した演技をすることが好きです」と語っている。

 なお、劇中音楽は2021年の仏アカデミー賞(【セザール賞】)で<最優秀オリジナル音楽賞>を受賞していたフランス出身の音楽プロデューサー・Roneが手掛けており、同作は【カンヌ国際映画祭】で<サウンドトラック賞>を受賞している。

◎映画情報
『パリ13区』(R18+)
2022年4月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
監督:ジャック・オディアール
出演:ルーシー・チャン、マキタ・サンバ、ノエミ・メルラン、ジェニー・ベス
配給:ロングライド
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